1.あなたは何歳の時に「偶然の学校」に通いましたか
23歳〜24歳です。
2.「偶然の学校」を知ったのはどういうきっかけでしたか
会社の先輩のご友人が学校に入られていたそうで、先輩からこんな学校があるらしいよ、と話を伺って知りました。
3.「偶然の学校」への応募を決めた理由はなんでしたか
一言で言うと、変化に対するワクワク感です。 具体的に言うと、少し長くなります。他に適切な言葉が見つからないので、応募した時の私の志望理由を引用させてください。 「自分の関心のない事柄は、日常に現れることがないように思う。目的を持って獲得した偏った情報に囲まれて、私の世界はどんどん狭くなっている。(中略)自分の知らない、関心のない事柄について学びたい。」 「歳を重ねるに連れて、私の周りには私と似たような人生を歩んできた人が増えた。凝り固まった価値観や生き方の中で暮らすことは、自分の中での正しさを強化していき別の価値観を受け入れられなくなることに繋がりかねない。あらゆる価値観や考えに出会うことで、客観的に自分を認識したい。」 なんだかお硬い文章ですが、当時の私はこうした思いで学校への応募を決めました。
4.実際に通って面白かったことはなんですか
学校に入らなければ出会うことがなかったであろう人たちに出会えたこと。今まで接する機会のなかった分野に触れて、それについて真剣に悩めたこと。自分には出来ないと決めつけて諦めていたことに挑戦できたこと。
5.実際に通ってイメージと違ったことはなんですか
授業は月に一度、でも学びを深めるのは残りの30日だということ。
6.「偶然の学校」に通ってどんな変化を感じていますか
社会と他者に関心を持つようになりました。自分で限界を決めて諦めるのではなく、まずはやってみようと思うようになりました。なぜそうなっているのか、物事の意味を考えるようになりました。
7.「偶然の学校」に登壇される先生たちについて思うことはありますか
人として尊敬できる方ばかりです。先生たちの姿を見ていると、謙虚で素直に、なるべく誠実に生きていきたいなと改めて思います。 貴重な1日を使って授業をしてくださることに感謝しかありません。
8.「偶然の学校」で得たもので、最も得難いと感じていることはなんですか
別の山を登っているけれど、時々声を掛け合って、困ったときは助け合えるような人たちに出会えたことです。
9.「偶然の学校」を誰かに推薦するとしたら、なんといいますか
学校に入っても、人生は変わらないです。でも、行動したら手を差しのべてくれる人が学校にはいっぱいいます。自分の気持ちや行動次第でいくらでも楽しめる、柔軟な場所です。
10.「偶然の学校」に応募を考えている人へ一言メッセージ
ちょっといいかも、と思うなら是非応募してみてください。 どんなコミュニティーにも向き不向きがあります。相性があります。私が楽しいと思うコミュニティーでも、あなたにとっては楽しくないかもしれない。そういうことはよくあります。しかし、それは会ってみないとわからない。知らないうちから決めるのはもったいないと思うんです。学校にはたくさん人がいます。バックグラウンドも生き方も全然違う人がいます。面白いです。迷っているなら応募してみてください。私はあなたに会ってみたいです。